会社は「事業計画書」 個人の人生は「自分シナリオ」

会社を作るときには、「事業計画書」をつくると思います。
もちろん、計画書を作らなくても会社経営をされている社長はたくさんいらっしゃると思いますが、「事業計画書」があると、この先どのように会社が進んでいくのかがよりはっきりしてくるし、たとえば、融資を受けたりする際にも必要になったりします。

「事業計画書」とか、「会社理念」とかは、社長がこの会社をどうしたいという想いの表れですよね。
1年後にこうなる。3年後にはこうしたい。5年後はこんなになるだろう。

そう考えてみたら、個人にも計画書があった方が人生の方向がはっきりするのかもしれません。じゃぁ、それを作ってみましょうというのが「自分シナリオ」の考えです。

トップアスリートのシナリオ

トップアスリートの話で良く用いられるのが、
「小学校の頃から、オリンピックで金メダルを取ると目標にしてました」
というのがあります。
オリンピックのメダリストではなくても、
「プロになることしか考えてなかった」とか、
「海外で活躍する選手になると決めてた」とか。

結果論でそうなっているだけなのか、そういう意思が強い人がそうなるのか、はたまた、選ばれし者だけの特殊な技能なのかは知りません。

間違いなく言えるのは、彼らは、小学校の卒業文集に書き示す頃からその道のトップを目指すことを自分で考え、毎日の練習の中でも、それを実現するためには何をすれば良いかを考え、そのために必要なトレーニングを積み、そして実現する日まで継続していた、ということではないでしょうか。

人生は筋書きの有るドラマ

一年後の自分は自分で作るもの

映画に台本があるように、人生も台本があればもっともっと素敵な結末を想像して書き込めると思いませんか?

「明日のことはどうなるかわからない」という方もいると思います。そうです、何があるかわからないのが人生。最初から全てのことが分かっていたら面白みも何もありません。

でももしかして、自分の人生は、自分自身がライターとなって毎日毎日シナリオを作り続けているのではないでしょうか。

「自分の人生は自分で切り開く」そんな大げさなものではないかもしれないですが、今日の思いつき・行動が、明日の自分を本の少し変えていく要素となっているのでは。その積み重ねが結局「人生」という一本の作品になっていくのだと思います。

自分シナリオとは何ですか?

一言でいえば、

自分自身、人生の台本作り

です。

 

自分の人生をどのように生きるかは、自分で決めるしかありません。

たとえ、周りのどなたかに享受頂いても、最後にどうするかは全て自分で決めるものです。

そんな人生をワクワクの日々で過ごしたい。そのためには、中途半端でその場判断だけで決めるよりも、自らの信念をもって決断したいものです。

 

そのためにも、自分の人生というドラマの台本はしっかり作る必要があります。

人生の台本作りをもう一度見直す。

そんな中から、新たな自分を発見することができるはずです。

 

人生計画を重々しく考えるのではなく、一年後にどのようになりたいかを想像して、そのための設計図を作っていく。

自分がワクワク楽しい一年後に進んでいく日々の考えが充実する。それが「自分シナリオ」のコンセプトです。